アメリカン・スタッフォードシャー・テリア1

今回は、アメリカン・スタッフォードシャー・テリアの特徴や性格、寿命に飼い方、注意したい病気についてまとめてみました。

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアの歴史

18世紀にイギリスからアメリカ合衆国へと持ち込まれ、おもにドッグファイトの世界で活躍してきたアメリカン・スタッフォードシャー・テリアの先祖は、闘争心の高さでもピカイチの犬種でした。

犬同士で戦ったり、ハンデを用いながら人間と戦ったりと、闘犬としての地位を高めていましたが、のちにこれらの行為が禁止されてしまいました。

その後家庭犬へと場を移す際、闘犬としての資質を求める愛好家と、一般家庭への流用を促す愛好家とが対立し、結果的に家庭用として改良されたのが現在のアメリカン・スタッフォードシャー・テリアです。

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアの特徴や性格は?

アメリカン・スタッフォードシャー・テリア2
原産地:アメリカ
起源:19世紀
元来の役割:ブル・バイティング、闘犬
現在の役割:愛玩犬
体高(雄)インチ(cm):18-19(46-18)
体重(雄)ポンド(kg):57-67(26-30)
体高(雌)インチ(cm):17-18(43-46)
体重(雌)ポンド(kg):57-67(26-30)

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアの特徴

体は大きくないですが、頑丈な四肢や引き締まった胴体を持っています。耳や尾は垂れており、体高はおおよそ45㎝前後、体重は20kg前後となっています。

体毛は短く生え揃い、タン&ホワイト、ブラック、ブラック&ホワイトなど様々ですが、日本国内ではタン&ホワイトが一番の人気を誇っているようです。

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアは一見愛らしい見目をした中型犬ですが、性格は活発で自立心がたいへん強く、少々攻撃的な性質を持ち合わせています。

とくにアゴの力は大型犬にも負けないほど強靭で、噛まれた場合軽傷では済まない場合もあります。

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアの性格

小さな頃から攻撃的な面と忍耐強さを持ち合わせており、主人に対する敬意を強く抱いて育ちます。

まさに体育会系ともいえるアメリカン・スタッフォードシャー・テリアは、幼少期からのしつけが大変重要です。

独立心があり、闘犬時代は夢中で戦っている場合でも主人の指示を的確に聞き入れていたため、現在でも大人しく従順です。

また、家庭犬としての人気が高くなった頃から安定した犬種と交配してきたため、しつけをしっかりと行った場合、他人に対しても友好的に振る舞うことや、子供とも落ち着いた触れ合いが出来るようになっています。

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアの飼い方

毎日運動量を維持し、家庭内にストレスを持ち込まないようにアメリカン・スタッフォードシャー・テリアの散歩と遊びはたっぷりと行ってあげてください。そのためある程度の広さが屋内でも必要でしょう。

また、しつけがとても大切な犬種ですので、少しでもいうことを聞くなくなってしまった場合、ドッグトレーナーの意見を是非とも取り入れてください。

赤ちゃんのいるご家庭には少々不向きかもしれません。

本来闘犬としての血筋を背景にもっている反面、とても愛情に飢えやすいアメリカン・スタッフォードシャー・テリアは屋内飼育が望ましく、毎日たっぷりの愛情を注いであげましょう。

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアの健康面の注意点

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアの寿命は13年前後と長寿のタイプですが、闘犬時代の名残の一つに痛みを我慢してしまうといった面がみられます。

そのため、飼い主側から毎日のささいな変化も見逃さないように、気に掛けてあげましょう。

かかりやすい病気ですと、遺伝性の股関節形成不全や心臓病、皮膚や内臓の病気などが挙げられます。

運動量が多いため、年を追うごとに関節や目の病気にかかる場合もあります。

敵対意識が強く、慣れている主人にも噛みついてしまう場合もあるため、外での思いがけないトラブルにも細心の注意を払ってください。

かかりやすい病気

特に気をつけたい病気:股関節形成不全
気をつけたい病気:特になし
たまにみられる病気:動脈管開存症
しておきたい検査:皮膚疾患、心機能検査
寿命:12〜14歳
注意:痛覚閾値(それを超えれば痛みを感じる点)が高いので、しばしば問題が見過ごされる場合がある。