アメリカン・ウォーター・スパニエル1

今回は、アメリカン・ウォーター・スパニエルの特徴や性格、寿命に飼い方、注意したい病気についてまとめてみました。

アメリカン・ウォーター・スパニエルの歴史

これがアメリカン・ウォーター・スパニエルの歴史だ、という詳細な起源こそ分かってはいませんが、おおよそ18世紀後期に存在を確認されており、原産国はアメリカ合衆国ウィスコンシン州とされています。

諸説ありますが、アメリカン・インディアンが狩猟犬として飼育してきたという説が強いようです。

現在においても狩猟犬としての素質の高さが評価されており、記録によると複数撃ち落されバラバラに着水した鳥を、迅速な判断力でなんなくすべて回収できたとされています。

その性質を受け継ぎ人々に従順な姿勢を愛する人々によって、家庭犬としての評価も高まってきています。

アメリカン・ウォーター・スパニエルの特徴や性格は?

アメリカン・ウォーター・スパニエル2
原産地 アメリカ
起源 19世紀
元来の役割 鳥を飛び立たせること、回収犬
現在の役割 鳥を飛び立たせること、回収犬、スパニエル系のフィールド競技
体高(雄)インチ(cm) 15-18(38-46)
体重(雄)ポンド(kg) 30-45(14-20)
体高(雌)インチ(cm) 15-18(38-46)
体重(雌)ポンド(kg) 25-40(11-18)

アメリカン・ウォーター・スパニエルの特徴

体高は40㎝前後、体重は15kg前後と少々小柄ではありますが、くるくると強い巻き毛は暗めのブラウンやブラックなど落ち着いた色をしているため、全体にずっしりとした印象があります。

アメリカン・ウォーター・スパニエルは狩猟犬として優秀なポイントが幾つも残っており、長めの胴は腰にかけての曲線がやや高さを増しており、全体的によく引き締まっています。

垂れた耳や尾に咥えつぶらな瞳から愛嬌を感じられ、表情同様性格も人懐っこい性質を持っています。

耐水性の毛はどのような場所で狩猟に適していた名残から、厚く丸まった毛量のお蔭で耐寒性が高く、油分のある毛並みは水に大変強くなっています。

アメリカン・ウォーター・スパニエルの性格

人や子供に対して愛情深く接する事ができるような、とても穏やかな性格をしています。

その上遊ぶ事やコミュニケーションをはかることが楽しくて堪らないようで、主人の傍が一番落ち着くほど人懐っこい性質ですから、家庭犬としても大変優秀でしょう。アメリカン・ウォーター・スパニエルは賢く判断力も鋭いため、しつけの飲み込みも早く、多頭飼いにも適しています。

その反面、臆病な気質を持つ割合も一定数居るので、幼少期からよく様子を見ておき、その都度心配や不安を取り除いてあげる事でより深く信頼が深まります。

器用になんでもこなせる、犬の中でも大変知性溢れる犬種です。

アメリカン・ウォーター・スパニエルの飼い方

アメリカン・ウォーター・スパニエルは運動量がたっぷりと必要です。

また、構ってあげたり一緒に遊び始めたりした場合、集中力を発揮して夢中で遊んでくれますので、一緒に暮らす家族の心をとても和ませてくれます。

家庭内でじっとさせておくのは可哀想ですから、ある程度広々とした環境づくりが大切です。

狩猟犬時代から続く従順で愛嬌を振りまく賢さと共に、見慣れない人や犬には興味と不安が強く表れます。

そのため、吠えて興奮したり、鳴き声をあげたり、落ち着かず右往左往するような姿も見受けられますので、しつけと声掛けを意識的に行ってください。

また、水遊びもとっても得意ですから、ぜひトライしてあげてくださいね。

アメリカン・ウォーター・スパニエルの健康面の注意点

遺伝性の病気はありませんが、垂れ耳で毛量もしっかりとしていますので、外耳炎や炎症など、耳周りのケアを日頃からかかさないようにしてください。

アメリカン・ウォーター・スパニエルは運動量も多く必要な犬種ですので、関節、股関節に関わる病気にも注意が必要です。

また、年齢を重ねるにつれて、目の病気にもなりやすいですから、定期的な検査をはじめ、日頃からちょっとした変化も見極めてあげられるように、こまやかな面まで目が行き届いている状態が理想です。

アメリカン・ウォーター・スパニエルは平均寿命が15年前後といわれています。

長寿の犬種だからこそ、若いうちからしっかりと目を掛けてあげましょう。

かかりやすい病気

特に気をつけたい病気 特になし
気をつけたい病気 水晶体混濁、股関節形成不全
たまにみられる病気 膝蓋骨脱臼、進行性網膜萎縮症
しておきたい検査 股関節検査、眼科検査
寿命 10〜12歳