ビアデッド・コリー1

今回は、ビアデッド・コリーの特徴や性格、寿命に飼い方、注意したい病気についてまとめてみました。

ビアデッド・コリーの歴史

イギリスを原産国とするビアデッド・コリーは15世紀頃、ポリッシュ・ローランド・シープドッグとハイランド・コリーを交配させ生み出された犬種です。

牧牛犬、または牧羊犬として重宝され、人々の生活に密着した暮らしをしていましたが、第二次世界大戦が開戦すると頭数は激減していき、絶滅の危機を迎えました。

しかし手違いによりこの犬種が手元に渡りながらも大切に飼育していたオリーブ・ウィルソン婦人が頭数の復活に尽力し、現在では世界中へと広まっています。

ビアデッド・コリーは家庭犬やショードッグとして高い人気を集めています。

ビアデッド・コリーの特徴や性格は?

ビアデッド・コリー2
原産地:スコットランド(イギリス)
起源:19世紀
元来の役割:牧畜犬
現在の役割:ハーディング競技
体高(雄)インチ(cm):21-22(53-56)
体重(雄)ポンド(kg):45-55(20-25)
体高(雌)インチ(cm):20-21(51-53)
体重(雌)ポンド(kg):45-55(20-25)

ビアデッド・コリーの特徴

ビアデッド・コリーの体高は約53㎝、体重は約27kgです。

丈夫な骨格と長く指通りの良い二重構造の体毛を持ち、ボリュームのある外見をしています。

目元や足先まですっぽりと覆う体毛は防寒性があり、ホワイト&スチール、ホワイト&ブルーなどの色合いが特徴的です。

幼少期から色や毛質が変化していきますので、育てる過程で楽しむ事も出来ます。

四肢は少々短めですが、指示を機敏な動きでこなすことが出来るほどの高い身体能力を持っています。

耳と尾は垂れており、穏やかな表情を引き立てています。

ビアデッド・コリーの性格

飼い主に従順で、とても甘えたがり屋です。

しつけの飲み込みが早く、柔軟に物事への対応をする事が出来ますので、多頭飼いや幼い子供との共存にも向いています。

元気がよく、飼い主と運動を行ったり遊んで貰ったりすることを心から喜んでくれます。時折、少々マイペースな個体もいますので、性格をよく見極めて接してあげましょう。

陽気で賢いビアデッド・コリーは社交性もありますから、物おじせず人や動物と付き合う事が出来ます。

牧羊犬、牧牛犬として活躍した名残から、小さな子供や犬種のリーダーとして振る舞う傾向があります。

ビアデッド・コリーの飼い方

運動能力の高い犬種ですので、毎日1時間ほどの散歩や遊びを通して体をしっかりと動かすようにしましょう。

また、飼い主とのジョギングや駆けっこも積極的に楽しんでくれますし、リーダーとして振る舞える場を設けると本能に従いうまくコントロールする事が出来ます。

日本の高温多湿な気温によわいため、家庭内での飼育がおすすめです。

ビアデッド・コリーは飼い主の寝室や席の近くを好み、移動すると後をついて歩く寂しがり屋な一面もあります。

体毛は週に2、3回のブラッシングを行い、食事などで汚れた際はこまめに綺麗にしてあげましょう。

ビアデッド・コリーの健康面の注意点

股関節形成不全、てんかん、網膜委縮症などの遺伝病をわずらっている可能性があります。

また、ビアデッド・コリーがかかりやすい病気として、関節疾患、目疾患、大腸疾患、皮膚疾患、フォンウィルブランド病などが挙げられます。

とくに目の病気は複数あり、白内障、眼孔膜遺残症などがありますので、目に体毛が入るほどの長さにならないよう日頃から注意が必要です。

ビアデッド・コリーは人懐こく飼い主を慕う犬種ですので、長期旅行などで離れる時間が増す程ストレスを溜めがちです。

寿命は14歳前後となっています。

かかりやすい病気

特に気をつけたい病気:特になし
気をつけたい病気:股関節形成不全、てんかん、大腸疾患、天疱瘡
たまにみられる病気:股関節形成不全、大動脈狭窄症、進行性網膜萎縮症、瞳孔膜遺残症、白内障、フォンウィルブランド病
しておきたい検査:股関節検査、眼科検査、心機能検査
寿命:12〜14歳