イングリッシュ・セッター1

今回は、イングリッシュ・セッターの特徴や性格、寿命に飼い方、注意したい病気についてまとめてみました。

イングリッシュ・セッターの歴史

イギリス原産のイングリッシュ・セッターは、14~16世紀後期頃と時期は明確ではありませんが、人々と行動を共にする狩猟犬として活躍してきました。

猟銃が一般的では無かったため、網などで鳥を捕らえる際の見張り役として賢く状況を判断する能力が伸ばされ、現在にも受け継がれています。

エドワード・ラヴェラックという愛好家が18世紀初期から長い年月をかけイングリッシュ・セッターの繁殖に励み、今に続く姿形を確立させたといわれています。

18世紀後期にはドッグショーで人気に火が付き、世界中の人々に広く支持されています。

イングリッシュ・セッターの特徴や性格は?

イングリッシュ・セッター2
原産地:イングランド(イギリス)
起源:14世紀
元来の役割:鳥の居場所を指し示すこと、回収犬
現在の役割:獲物の居場所を指し示すこと、ポインティング系のフィールド競技
体高(雄)インチ(cm):25(64)
体重(雄)ポンド(kg):60-65(27-29)
体高(雌)インチ(cm):24(61)
体重(雌)ポンド(kg):50-55(23-25)

イングリッシュ・セッターの特徴

人気の種類では、全体の白地にまだら状の様々な模様が毛色についており、これはイングリッシュ・セッター独特のもので「ベルトン」という造語で呼ばれています。

ブラック&ホワイトなど色味豊かな毛並みをしていて、特に四肢や尻尾の毛先は長く垂れています。

体高は65㎝前後、体重は27kg前後とされ、体が頑丈な大型犬です。

ドッグショーでの人気の理由に走り方も挙がっており、優秀な脚力やスタミナに加え、涼やかにスピードを保ち駆けまわる姿は美しいと定評があります。

耳や尾が垂れており、見目の華やかさが貴族に愛されてきました。

イングリッシュ・セッターの性格

飼い主に従順で人懐こく、元気はつらつとしています。

狩猟犬時代の特性も受け継がれており、しつけを早い段階で覚えてくれますし、賢い知能を持ち分析力がありますので、家庭内でも穏やかに接し共存する事ができます。

イングリッシュ・セッターは多頭飼いや赤子のいる家庭においても役割をしっかりと担い、よく理解者や遊び相手になってくれるでしょう。

一日の運動量をしっかり守ってやれば家庭においても外での飼育も可能です。

ストレスが溜まったりや運動不足に陥ったりすると、我慢が出来ず荒々しい一面が表れますので、普段から維持してあげてください。

イングリッシュ・セッターの飼い方

イングリッシュ・セッターは大変運動能力が高く、運動量自体もたいへん多く必要な犬種ですので、1~2時間の遊びと散歩の時間を取りましょう。

散歩の際、穏やかな性格であるため他の犬や見慣れない物事にも過剰反応はせず、友好的な様子を示してくれます。

家庭内で飼育する場合は動く事が大好きですので、しっかりと広さを確保して下さい。狭い場所では窮屈さからストレスを溜め込んでしまいます。

数日に一度はブラッシングをし、2か月に一度はトリミングの時間を大切にしましょう。

ちょっとした事でもスキンシップを喜んでくれますので、その都度スキンシップを楽しんでくださいね。

イングリッシュ・セッターの健康面の注意点

先天性の病気として、眼や聴覚の病気が懸念されます。

早めに検査し体の形状を確認した後も、定期的に体の様子を確認し、些細な事でも直ぐに気づけるように日頃から見守ってあげてください。

後天的な病気の多くは皮膚病で、早めの治療が肝心です。

また、てんかんや関節の病気など大型犬特有の疾患の可能性もありますので、できるだけ毎日の運動を欠かさず、イングリッシュ・セッターが楽しい毎日を過ごせる様に環境づくりを徹底してあげましょう。

寿命は13年前後と長寿のタイプですから、健康に気を付けてあげたいですね。

かかりやすい病気

特に気をつけたい病気:聴覚障害、股関節形成不全、肘関節形成不全
気をつけたい病気:進行性網膜萎縮症、離断性骨軟骨症
たまにみられる病気:てんかん
しておきたい検査:股関節検査、肘関節検査、聴覚検査、眼科検査
寿命:10〜14歳