グレート・ピレニーズ1

今回は、グレート・ピレニーズの特徴や性格、寿命に飼い方、注意したい病気についてまとめてみました。

グレート・ピレニーズの歴史

フランス原産のグレート・ピレニーズの歴史は古く、紀元前数千年前もイランなど近辺で家畜を守る犬として活躍したチベタン・マスティフの血を受け継いでいるといわれています。

明確にグレート・ピレニーズの飼育を始めたのはフランスの貴族たちでした。

その後、ルイ14世に認められた事から「フランス王室の犬」としてたいへん人気となりましたが、時代の流れと共に場所を移し作業犬として人々の暮らしと密着してきました。

現在ではフランスをはじめ様々な国での人気を得ており、日本でもよく見掛ける犬種です。

グレート・ピレニーズの特徴や性格は?

グレート・ピレニーズ2
原産地:フランス
起源:古代
元来の役割:牧畜犬
現在の役割:伴侶犬
体高(雄)インチ(cm):27-32(69-81)
体重(雄)ポンド(kg):100(45)
体高(雌)インチ(cm):25-29(64-74)
体重(雌)ポンド(kg):85(39)

グレート・ピレニーズの特徴

体高は74㎝前後、体重は40kg前後と大きな体つきをしています。

グレート・ピレニーズは先祖が山岳地帯で活躍していた事から遠くからも見つけやすいホワイトカラーを基調しており、その体毛は厳しい寒さから身を守る事が出来るダブルコートです。

ふわふわと豊かな毛並みから体格が丸々として見えますが、がっちりとした骨格や筋肉を持ち優れた体格をしています。

運動をする際は動きがたいへん俊敏で知性的に物事を判断できますが、日頃は長閑で緩慢な動きをしており、ギャップも魅力の一つとなっています。

グレート・ピレニーズの性格

グレート・ピレニーズは人々に長く従った暮らしをしてきたため、飼い主への忠誠心がしっかりと根付いており、伴侶犬としてたいへん人気がある犬種です。

見慣れない人や犬への警戒心を強く抱きますので、番犬としての素質も高く評価されています。

飼い主の家族や小さな子供へも穏やかに馴染み寄り添ってくれる、愛情深い一面もあります。

好奇心旺盛で、自尊心も強く抱いているために、時折しつけの得意ではない飼い主に対して同等と思い込んでしまう面があるので、きちんとメリハリを持ちしつける事が大切です。

グレート・ピレニーズの飼い方

夏の暑さが苦手なので、できれば屋内飼育をお勧めします。

家庭での穏やかな暮らしと、外でしっかりと体を動かす事で生活にバランスが取れ、ストレスが軽減されます。

豊かな体毛は真冬の寒さにも十分対応でき、喜んで外へ出掛けたがりますので、一年を通して毎日一定量の運動を心掛けましょう。

グレート・ピレニーズは勾配のある道や、ボール遊びなども得意としていますので、散歩のコースを複数考えてあげるのもいいかもしれません。

吠え癖があったり低く通る声色をしていたりと周囲へ聞こえてしまう場合がありますので、近隣への対応も大切です。

グレート・ピレニーズの健康面の注意点

多くの犬の遺伝病として、股関節形成不全が挙げられます。

また、年を重ねていくうちに皮膚の炎症や、骨肉腫、脱臼やそれぞれの関節の病気などを患う可能性があります。

豊かな毛並みを持つ反面、家庭内において毎日抜けた毛を振り撒いてしまうので、皮膚を清潔に保つためにも週に数回のブラッシングを行ってあげて下さい。

また、飼育環境のこまめな掃除も重要です。グレート・ピレニーズはよだれや食事で口周りの毛も汚してしまうので、雑菌が湧かないように綺麗にケアしてあげましょう。

寿命は12歳前後といわれています。

かかりやすい病気

特に気をつけたい病気:股関節形成不全、膝蓋骨脱臼
気をつけたい病気:皮膚病、骨肉種、胃捻転
たまにみられる病気:特になし
しておきたい検査:股関節検査、膝関節検査
寿命:10〜12歳