アイリッシュ・テリア1

今回は、アイリッシュ・テリアの特徴や性格、寿命に飼い方、注意したい病気についてまとめてみました。

アイリッシュ・テリアの歴史

1800年代前後という古くから歴史の残っているアイリッシュ・テリアは、正確な起源こそ分かっていませんが、アイルランド生まれで家庭における駆除犬として親しまれてきたようです。

なんの駆除をしていたかというと、ネズミやキツネなど人々の生活を困らせていた動物に対して機敏に反応し役立っていました。

同時に、番犬や戦場でのお供としても優秀でしたが、1800年代後期にイギリスやアメリカへと頭数を増やし、様々な品評会で性格や容姿の優秀さに対し高い人気を誇っていましたが、日本では少々珍しい犬種かもしれません。

アイリッシュ・テリアの特徴や性格は?

アイリッシュ・テリア2
原産地 アイルランド
起源 18世紀
元来の役割 キツネ狩り、カワウソその他害獣狩り
現在の役割 害獣駆除
体高(雄)インチ(cm) 18(46)
体重(雄)ポンド(kg) 27(12)
体高(雌)インチ(cm) 18(46)
体重(雌)ポンド(kg) 25(11)

アイリッシュ・テリアの特徴

アイリッシュ・テリアは独特の赤毛は鼻筋や口周り、脚の付け根などふさふさとしており、ユーモアのある顔立ちをしています。

また、その燃えるような単色の色合いから「レッド・テリア」または「レッド・デビル」と呼ばれる事もあるほど魅力的な毛色をしています。

触り心地はやや固めで、長さもさしてありません。

番犬から戦場での伝令係まで幅広い場での責任感ある行動をこなせるほど、体のつくりも大変頑丈です。しかし戦闘能力、敵対意識も強いため、多頭飼いには不向きです。

体高40~50cm、体重は10~12kgと決して大きくはありませんが、テリア種の中ではやや貫禄がある中型犬に属します。

アイリッシュ・テリアの性格

アイリッシュ・テリアは活発で元気旺盛、人や周囲に対してとても高い順応性と愛くるしさを持っています。

先にものべた戦場での勇敢な行動ができた大きな要素として、無鉄砲な性格が挙げられます。怖いもの知らずであり、主人からの指示に従順に従うためにはどんな事もやってのける強い心を持つ犬種です。

一度心を開くと大変深い愛情を抱くようになりますが、そのゴールへ至るまで、主従関係をきちんと区別させなくてはなりません。

警戒心や攻撃性があり、噛みつき癖も備わっている場合があるため、上手にコントロールし、生活のルールをしっかりとしつけましょう。

きちんとしつけていると、家庭内において賢く動くことができますし、単純でありながら茶目っ気も存分にありますので、人にとても懐いてくれるでしょう。

アイリッシュ・テリアの飼い方

アイリッシュ・テリアは歴史上において、様々な場で運動能力を評価されているだけあって、毎日十分な運動が必要な犬種です。

また、主従関係をきちんと理解してくれる知的なアイリッシュ・テリアは室内飼いに向いています。

中型犬が遊んだり生活したりしても十分やっていける家庭環境を整えてあげましょう。

頑丈な体格から想像できる以上に俊敏で速度の早い走りをしますし、脚力も豊富でソファー程度なら難なく登ることが出来ますから、脱走の危険性も頭の片隅に置いておいてください。

活発で振る舞いも元気な犬種ですが、あまり毛も長くなく量も多くはない為、週に2、3回程度のブラッシングで大丈夫です。

アイリッシュ・テリアの健康面の注意点

アイリッシュ・テリアの寿命は約12~14年です。

日々1時間程度の運動量をキープしてあげると、家庭内において正確な判断や落ち着いた振る舞いが期待できます。

また、遺伝性の病気として進行性網膜萎縮症、てんかん、股関節形成不全などの可能性がありますので、親犬がこのいずれかに該当する場合、幼少期からかかりつけの動物病院を見つけておき、定期的な健診を受けることをお勧めします。

また、主従関係を築いた主人以外の人、ドッグランや散歩で出会う犬に対し強い警戒心を抱きます。

場合によっては噛みついたり喧嘩をかってしまったりすることがありますので、外出する際には周囲への配慮をしっかりとすることで、愛犬の身を守る事にも繋がります。

かかりやすい病気

特に気をつけたい病気 進行性網膜萎縮症、股関節形成不全
気をつけたい病気 てんかん、巨大食道症、離断性骨軟骨症
たまにみられる病気 離断性骨軟骨症、てんかん
しておきたい検査 進行性網膜萎縮症のDNA検査、股関節検査、眼科検査、心臓機能検査
寿命 12〜14歳
注意 両親がすでに進行性網膜萎縮症のDNA検査を行っている場合は、その子犬にはこの検査の必要はない。