チン(狆)1

今回は、チン(狆)の特徴や性格、寿命に飼い方、注意したい病気についてまとめてみました。

チン(狆)の歴史

日本を原産国とし古来より生息していたチン(狆)は、古代の中国または韓国から献上された犬種ではないかといわれています。

様々な説がありますが、672年頃に日本へ到来したと日本書紀にも記述があり、その後は皇族からの寵愛を一身に受けてきました。

中には鳥かごの中で飼育されていたという逸話もありますので、大層大切にされていたようです。

その後改良などが進められ国内に広がっていきましたが、第二次世界大戦を迎えた事で頭数が減少してしまいました。

現在はじわじわとした人気を集め、珍しい犬種となっています。

チン(狆)の特徴や性格は?

チン(狆)2
原産地:日本
起源:古代
元来の役割:愛玩犬
現在の役割:愛玩犬
体高(雄)インチ(cm):8-11(20-28)
体重(雄)ポンド(kg):4-7(2-3)
体高(雌)インチ(cm):8-11(20-28)
体重(雌)ポンド(kg):4-7(2-3)

チン(狆)の特徴

チン(狆)の体高は約25㎝、体重は約3kgと小柄ですが、ふさふさと豊かな体毛に覆われ、優雅な容姿をしています。

頭部と尾の高さが同一であることから、全体的に真四角の形状をしています。

短吻種で目は大きく口元は控えめ、体毛はホワイト&ブラックカラーが主流です。

全体的に豊かな毛並みをしており、繊細な長毛は歩く度に揺れて目を楽しませてくれます。

東洋的な顔立ちをしていますので、海外での人気も高い犬種です。

チン(狆)の体毛は触れると絹のように柔らかいため、日頃からのケアが必要です。

チン(狆)の性格

古代より人と深く関わりを持ってきた犬種ですので、飼い主やその家族と過ごす時間をたいへん大事にしてくれます。

飼い主の後を懸命に追い掛けたり、ご機嫌を取ろうとする必死さがあるなどたいへんいじらしい性格をしており、まさに愛玩犬の名にふさわしい可憐さを持っています。

チン(狆)は多頭飼いにも向いており、幼い子供とのスキンシップを図る事も出来ますので、家庭内において素敵なムードメーカーとなってくれることでしょう。

まるで猫のように木に登る好奇心もあり、何歳になっても天真爛漫な一面があります。

チン(狆)の飼い方

飼育は必ず屋内で行いましょう。抜け毛がありますので、寝床を日頃から清潔に保つと良いでしょう。

チン(狆)は元気旺盛ではありますが、家屋の中で行うゲームや遊びだけでも運動量を満足に満たせます。

連れ出す際は、30分前後のゆったりとした散歩で十分です。

日本古来の犬種ですが高温多湿の場所や夏の暑さをとても苦手としますので、温度調整が可能な場所で行動させてあげましょう。

体毛は1週間に2、3回程度のブラッシングを行い、もつれた毛や汚れた箇所にも気を配ってあげると病気の予防にも繋がります。

チン(狆)の健康面の注意点

チン(狆)は目、心臓、骨の病気にかかりやすい一面があります。例えば目の病気ですと眼瞼内反症、乾性角結膜炎が挙げられますし、骨ですと膝蓋骨脱臼や軟骨形成不全が挙げられます。

また、てんかん、皮膚炎、心臓病を患う可能性がありますので、動物病院での定期的な検査をはじめ、日頃から目元や歩き方などこまめに様子を見てあげましょう。

また、飼い主との絆をたいへん重要視する犬種ですので、スキンシップが減少し寂しい想いをさせてしまうと、ストレスから体調を崩す可能性があります。

寿命は約14年といわれています。

かかりやすい病気

特に気をつけたい病気:特になし
気をつけたい病気:膝蓋骨脱臼、乾性角結膜炎、眼瞼内反症、皮膚病
たまにみられる病気:軟骨形成不全、てんかん
しておきたい検査:膝関節検査、眼科検査
寿命:12〜14歳
注意:麻酔に敏感。心臓が弱い傾向がある。角膜が傷つきやすい。