キースホンド1

今回は、キースホンドの特徴や性格、寿命に飼い方、注意したい病気についてまとめてみました。

キースホンドの歴史

オランダ原産であり、18世紀頃から人々の番犬として役立ってきた事が記録として残されています。

祖先はスピッツとも言われていますが、詳細は分かっていません。

船や民家の番犬として重宝されていましたが、当時栄えていた政治家がキースホンドの愛好家でもあったため、失権した後に多くの個体は処分され世の中から消されかけていました。

しかし忍耐強くキースホンドを守る人々が現れ、19世紀以降イギリスへ渡ると多くの人気を獲得できた事から、現在ではオランダでの国犬にまで復活すると共に、世界中で支持されています。

キースホンドの特徴や性格は?

キースホンド2
原産地:オランダ
起源:18世紀
元来の役割:船中での番犬
現在の役割:愛玩犬
体高(雄)インチ(cm):17-19(43-48)
体重(雄)ポンド(kg):45(20)
体高(雌)インチ(cm):16-18(41-46)
体重(雌)ポンド(kg):35(16)

キースホンドの特徴

まるでタヌキのような、愛くるしい毛並み模様に惹かれる方も多いかもしれません。

体高45㎝、体重16kg前後のキースホンドは、全身をふわふわと覆う豊かな体毛を持っています。

色はグレイやホワイトなど様々なカラーが混ざっており、たてがみのようにも見える独特な毛並みをしていることから寒い地域でも体温を保つ事が出来ます。

丸くつぶらな瞳や形の良い鼻先をしていて、容姿の美しさからショードッグとしても人気があります。

真横から見ると正方形に近い胴をしており、バランス良くしっかりとした骨格をしています。

キースホンドの性格

野外では物事へ積極的に挑む姿勢があると同時に、家屋の中では穏やかに寛ぐギャップがユニークな犬種です。

愛情深く飼い主や家族へ甘えてくれたり、一緒に楽しもうと何かとスキンシップをはかったりと、人の傍で多くの喜びを感じます。

その愛情深さから、キースホンドは見慣れない人や犬に対し家族を守ろうと強く威嚇し吠える事がままあります。

小さなお子さんがいる家庭でもマナーある振る舞いが出来ますし、しつけたり教えたりした物事をきちんと守る優秀さがありますので、立派な伴侶犬と評価され人気があります。

キースホンドの飼い方

暑い季節に弱いため、屋内での温度管理を気を付けてください。屋外での飼育も向いていますが、毛量が多く体毛のケアがこまめに必要なので、屋内での飼育をお勧めします。

キースホンドは日本語に訳すと「噛む犬」という意味があるほど噛み癖もみられますので、飼育スペースでは物をすっきりさせておきましょう。

体毛は週2、3回はブラッシングをしてあげると、清潔に保つ事が出来ます。
また、2日に一度は無駄毛を取り除いてあげてください。

毎日1時間は散歩を行い、一緒に遊んであげると何よりも喜びを感じてくれます。

キースホンドの健康面の注意点

キースホンドは股関節形成不全やてんかんが遺伝性疾患となっていますので、しっかり検査を受けさせてください。

また、体毛が多く温度調整が上手くいかなかったりストレスを感じたりした場合、皮膚の炎症や内臓に負担がかかる可能性もあります。

愛情深く感受性も豊かなので、飼い主や家族の状況を敏感に感じ取りますから、たいへん賢い犬種ともいえます。

寿命は13歳前後で、歳を重ねるにつれて様々な疾患が考えられますので、前もって飼い主側が知識をつけておき、気づいた点は早めにかかりつけの病院へ相談してください。

かかりやすい病気

特に気をつけたい病気:特になし
気をつけたい病気:股関節形成不全、てんかん、皮膚疾患
たまにみられる病気:腎皮質形成不全、ファロー四徴症、僧帽弁閉鎖不全
しておきたい検査:股関節検査、心臓機能検査
寿命:12〜14歳