コモンドール1

今回は、コモンドールの特徴や性格、寿命に飼い方、注意したい病気についてまとめてみました。

コモンドールの歴史

ハンガリー原産のコモンドールは歴史が古くからあり、明確に存在が確立されたのは15世紀中期でした。

それ以前にアジア系遊牧民族がハンガリーへと連れてきた犬種がコモンドールの祖先といわれており、牧羊犬としての優れた素質を発揮し、人々に愛されてきました。

のちに警備犬、番犬などとしての活躍も素晴らしく、血統を守りながら現在でも愛嬌ある姿を受け継いでいます。

一時は戦争の影響から頭数も減ってしまいましたが、のちに愛好家達の手により復活し、現在では世界中で愛される犬種となっています。

コモンドールの特徴や性格は?

コモンドール2
原産地:ハンガリー
起源:古代
元来の役割:家畜の番犬
現在の役割:家畜の番犬
体高(雄)インチ(cm):27.5(70)
体重(雄)ポンド(kg):80(36)
体高(雌)インチ(cm):25.5(65)
体重(雌)ポンド(kg):70(32)

コモンドールの特徴

体高は65㎝前後、体重は33kg前後と大柄なコモンドールは、全身を覆う特徴的な巻き毛から、モップのようだとも言われる事があります。

羊毛のように強くしっかりとした毛並みは悪天候でも体を守る耐久性に優れており、害獣が攻撃しても傷を与えることは至難の業です。

色はアイボリーのみが認められています。

豊かな体毛の下はたいへん筋肉質で優れた骨格をしており、安定した脚力を誇ります。

耳や尾は垂れていて、体毛のケアがとても重要な犬種ですが、その大変さを上回る愛くるしさから、家庭犬としての需要も高まっています。

コモンドールの性格

コモンドールは、穏やかで知性溢れる犬種です。

他の犬種や小さな子供とも上手く付き合うことが出来、飼い主へ愛情深く接してくれますが、警戒心も強くあり、心を許した相手にしか体を触らせたがりません。

飼い主がしっかりとお互いの関係性を示す事で、より従順に過ごす様になります。

コモンドールは牧羊犬や番犬としての性質から、物事を判断できるまで冷静に観察する性質があります。

自分よりも弱い立場の前ではリーダーシップをとり、少々頑固に振る舞う面もありますので、性格をよく理解し接してあげましょう。

コモンドールの飼い方

日本の気候の中では、屋内飼育が断然お勧めです。

コモンドールは暑さに弱いため、夏場は体温管理に十分気を付けてあげて下さい。

毎日1時間ほどの散歩を行い、一定の運動量を消費させていくことも大切ですが、簡単に汚れをまとってしまいやすい毛質でもありますので、ケアも同じ位大切です。

乾くまで丸1日かかってしまう体毛は月1回洗うだけでも構いませんが、ブラッシングは一切できないため、日頃から丁寧に汚れを取り除いてください。

また、運動する際は体重がやや重いので、関節に四肢や腰に負担がかからないよう日頃から注意しましょう。

コモンドールの健康面の注意点

四季があり、湿度も高い日本では皮膚病になりやすいので、定期的なケアが必要です。

多くの犬種に起こりやすい股関節形成不全を患う可能性があります。

コモンドールは体毛の影響により、目元や皮膚の病気になりやすく、垂れ耳であることから耳の炎症になる可能性もありますので、気を付けたいものです。

場合によっては体毛をある程度カットしてしまうか、調整しておく必要があります。

また、運動量の少なさに比例してストレスを溜め込みやすくなってしまいますので、毎日積極的に運動や遊びを一緒に行ってあげましょう。

かかりやすい病気

特に気をつけたい病気:股関節形成不全、胃捻転
気をつけたい病気:外耳炎、急性湿性皮膚炎、外耳炎
たまにみられる病気:眼瞼内反症
しておきたい検査:股関節検査
寿命:10〜12歳