オッターハウンド1

今回は、オッターハウンドの特徴や性格、寿命に飼い方、注意したい病気についてまとめてみました。

オッターハウンドの歴史

イギリス原産のオッターハウンドは歴史が古く、原種の姿形を濃く残していると言われています。

12世紀初頭に王族が狩猟犬として連れていた記録が残っており、カワウソ狩りを主力的に行っていました。

冷たい川にも進んで入りカワウソを探すなどの古い記録が残っている事から、大変重宝されていたようです。

しかし、時代と共にカワウソが激減したためオッターハウンドも活躍の場を失い、第二次世界大戦以降は絶滅危惧されています。

原種に近い外見は華やかなドッグショーでもさして人気が出ず家庭犬に迎える方も少ないようですが、熱心な愛好家達によって今も大切にされ存在しています。

オッターハウンドの特徴や性格は?

オッターハウンド2
原産地:イギリス(イングランド)
起源:古代
元来の役割:カワウソ狩り
現在の役割:愛玩犬
体高(雄)インチ(cm):27(69)
体重(雄)ポンド(kg):115(52)
体高(雌)インチ(cm):24(61)
体重(雌)ポンド(kg):80(36)

オッターハウンドの特徴

頑丈で四肢共にしっかりと土を踏み締めたり、安定しない川の中でも重心を保てる優れた体つきをしています。

胴がやや長めではありますが、全体的なバランスがたいへん良く立ち振る舞いも良く映えます。

スタミナもあるため、長距離の移動にも長けています。

オッターハウンドの体高は65㎝前後、体重は45kg前後と大型に属しており、水に適した毛並みは寒さにも水にも強く、やや油っぽさがあります。

耳は垂れており、尻尾はふわふわと毛が豊かです。

嗅覚や視覚にも優れており、狩猟犬ではありましたが穏やかな気質を持っています。

オッターハウンドの性格

愛情深く人や他の犬とも接する事ができるため、家庭犬として能力を発揮できますが、しつけのできる中級者以上の方向けの犬種です。

もともと狩猟犬時代に複数の犬と行動をともにしてきたため、社交性があり賢く行動する事もできます。

ですが小動物に対しては直ぐ様本能が働き追跡してしまうので、日頃から気に掛け、しつけと遊びでバランスを保ってあげましょう。

普段は控えめでおしとやか、吠え癖などもないため穏やかに振る舞ってくれます。

オッターハウンドは前向きで明るい性質も備えていますので、家庭内においても見慣れない人前においても愛想よく接する事が出来ます。

オッターハウンドの飼い方

毎日1時間ほどの散歩に加え、週に何度かは得意の泳ぎを楽しませてあげましょう。

オッターハウンドは猟犬時代、カワウソを発見すると遠くまで吠え声を発して知らせていた為、現在でもよく通る声を発揮します。

人と接する事も大好きですので、遊ぶ際は一緒に楽しむことで信頼がより一層深まります。

週1、2回はブラッシングをし、絡まりやすい毛並みを清潔に保てるようにしてください。

暑い地域では屋内飼育をおすすめします。

頭が良いのでしつけもすんなり理解し、飼い主やその家族によく懐いてくれます。

オッターハウンドの健康面の注意点

体毛は顔全体にも密生して絡まりやすいため、眼や耳の疾患を患う可能性があります。

日頃から長さを調整したり、清潔に過ごせるように気を配ったりしてあげてください。

オッターハウンドには先天性の病気である股関節形成不全などがあり、胃捻転や関節、皮膚の炎症などものちのちに起こりやすいので、普段からよく観察し注意が必要です。

寿命は13年程度と言われています。

また、行動量や泳ぎなどの時間を欠かさず与える事で、ストレスを軽減させることができますので、日頃からスキンシップを含めたっぷりと一緒に遊んであげて下さい。

かかりやすい病気

特に気をつけたい病気:股関節形成不全、血小板の機能障害、胃捻転
気をつけたい病気:肘関節形成不全
たまにみられる病気:特になし
しておきたい検査:股関節検査、肘関節検査、血液検査
寿命:10〜13歳