セント・バーナード1

今回は、セント・バーナードの特徴や性格、寿命に飼い方、注意したい病気についてまとめてみました。

セント・バーナードの歴史

スイスが原産国であるセント・バーナードの歴史は古く、2世紀頃のローマ時代に起源をもつ犬種が祖先であるといわれています。

当時は軍用犬として活躍していましたが、時代が移り変わるにつれて役割も変化していきました。

16世紀頃に大々的な改良が加えられ、17世紀にアルプスの豪雪地帯にて、救助犬として大活躍した記録が残されており、20世紀までなんと2,000名以上の人命を救助する事が出来たのでした。

18世紀の半ば頃、先天性の疾患が元で一時は絶命の危機に瀕しましたが、新たな交配を重ね現在も世界中で大人気の犬種となっています。

セント・バーナードの特徴や性格は?

セント・バーナード2
原産地:スイス
起源:中世
元来の役割:牽引き犬、人命救助犬
現在の役割:伴侶犬
体高(雄)インチ(cm):27.5(70)
体重(雄)ポンド(kg):120-200(54-91)
体高(雌)インチ(cm):25(64)
体重(雌)ポンド(kg):120-200(54-91)

セント・バーナードの特徴

たいへん大きな体格は立派で堂々としており、体高は約80㎝、体重は約70kgもある恵まれた体つきをしています。

柔らかくふさふさの体毛に全身覆われており、カラ―はホワイト&レッドが主流となっています。

セント・バーナードは筋肉量もスタミナも他の犬種に比べ遥かに秀でているため、重い荷物を運んだり、人命救助の際もタフに従事したりできる献身的な一面があります。

中でも、体力を維持する高い身体機能と、賢く穏やかな知能は素晴らしく情緒的で飼い主の気持ちに寄り添う愛情深さもあります。

セント・バーナードの性格

穏やかで知的な振る舞いができ、しつけた事は生涯忘れず、マナー良く過ごす事が出来ます。

多頭飼いをする事も可能で、率先して他の犬種へ思いやり溢れる行動をしてくれますし、飼い主の家族や子供にも従順に尽くしてくれますので、家庭内において素晴らしい伴侶犬となってくれることでしょう。

人と深く絆を結び共存してきた背景があるため、飼い主を喜ばせるべく生涯学び続けます。

セント・バーナードは物静かでおっとりとした気質の持ち主ですが、時折頑固になったり、見知らぬ人や動物に対し伺い観察する一面もあります。

セント・バーナードの飼い方

毎日1~2時間程度の散歩を行い、適度にジョギングを加えるなど緩急ある動きで運動させてあげましょう。

セント・バーナードは肥満傾向にあるため、毎日充実した運動量が必須です。

屋内、屋外共に環境を整えた上で飼育することが可能です。

腰や関節に負担をかけないように、足元が安定していなかったり、滑りやすかったりする場所には注意してあげて下さい。

元来寒冷地で暮らしてきた犬種ですので、日本の夏など高温多湿の土地は少々苦手です。

体毛は週1、2回のブラッシングを行い、食事や遊びで汚れた箇所は清潔に保ちましょう。

セント・バーナードの健康面の注意点

セント・バーナードは先天性の疾患が複数あり、股関節形成不全、てんかん、心臓疾患を患いやすい傾向があります。

また、成長していくにつれて胃捻転、外耳炎、糖尿病や肥満など、後天的に起こりやすい病気もありますので、日常でのスキンシップの際にこまめにチェックをすることで、病気の予防や早期発見をする事が出来ます。

また、動物病院での定期的な検査も積極的に行いましょう。

とくに関節、心臓、眼について日頃の注意点を学ぶ事も大切です。

大型犬ですので、寿命は約10年といわれています。

かかりやすい病気

特に気をつけたい病気:股関節形成不全、胃捻転、眼瞼内反症、眼瞼外反症、外耳炎
気をつけたい病気:糖尿病、心臓疾患、膿皮症
たまにみられる病気:てんかん、ワープラー症候群
しておきたい検査:股関節検査、肘関節検査、心臓機能検査、眼科検査
寿命:8〜10歳
注意:心臓が弱い傾向がある。