スコティッシュ・ディアハウンド1

今回は、スコティッシュ・ディアハウンドの特徴や性格、寿命に飼い方、注意したい病気についてまとめてみました。

スコティッシュ・ディアハウンドの歴史

16世紀前後、狩猟において上流階級の人々の間で人気を得た犬種です。

祖先の犬種は同じハウンド種であり、古代から存在し人々の共存してきたといわれています。

スコティッシュ・ディアハウンドは鹿狩りの際、並外れたスタミナや俊敏さが買われ活躍していましたが、戦乱に巻き込まれ次第に頭数が減り、一時は絶滅の危機にまで陥ってしまいました。

その後愛好家達の努力によって、少しずつ個体数を増やしていきますが以前とは違い、ごく少数の頭数に落ち着いています。

現在、日本でも育成されていますが、ショードッグ犬としてのみ存在しているようです。

スコティッシュ・ディアハウンドの特徴や性格は?

スコティッシュ・ディアハウンド2
原産地:スコットランド(イギリス)
起源:中世
元来の役割:鹿狩り
現在の役割:ルアーコーシング(擬似餌(ルアー)を使った競技)
体高(雄)インチ(cm):30-32(76-81)
体重(雄)ポンド(kg):85-110(39-50)
体高(雌)インチ(cm):>28(>71)
体重(雌)ポンド(kg):75-95(34-43)

スコティッシュ・ディアハウンドの特徴

体高は約74㎝、体重は約40kgで、よく比較されるグレーハウンドやアイリッシュ・ウルフハウンドとの違いは、スコティッシュ・ディアハウンドの方がより痩身で、頑丈な骨格をしています。

優れた体格のお蔭で長時間、速度を落とさずに駆け巡る事に長けており、たいへん安定しています。

体毛は固くわずかにウェーブしていて、短毛です。

カラーはグレー、フォーン、または複数の色が組み合わさった色合いをしており、重厚感のある佇まいを引き立てています。

鹿狩りで培われた力強さも健在で、獲物を仕留めると力強さを宿しています。

スコティッシュ・ディアハウンドの性格

穏やかで愛情深く、素晴らしい体格をしていますが温厚な性質をしています。

スコティッシュ・ディアハウンドはしつけの飲み込みも早く、家庭内では物静かに品よく過ごす事が出来ますし、散歩中も基本的には落ち着いた振る舞いをしてくれますので、優秀な伴侶犬としても人気があります。

狩猟犬時代の名残りから、駆け回る動物を見掛けると追跡したがる一面もありますが、しつけをきちんと行い日頃運動させる事で、精神的な安定を得ることが出来ます。

飼い主の家族や他の犬種とも打ち解け、愛情いっぱいに接してくれます。

スコティッシュ・ディアハウンドの飼い方

日本の暑さに弱い犬種ですので、基本的には温度管理がしやすい屋内での飼育をおすすめします。

寝床はやわらかい素材でのびのびと過ごせるように工夫してあげることで、リラックスして貰えると共に怪我の予防にも繋がります。

固い場所で長時間過ごすとマメができたり床ずれを起こす可能性もありますので、注意が必要です。

スコティッシュ・ディアハウンドは毎日1時間以上の散歩に加え、安定した足場のあるドッグランなどで駆け回ったり、飼い主とゲームをして遊んだりする事で、ストレス解消にもなります。

スコティッシュ・ディアハウンドの健康面の注意点

スコティッシュ・ディアハウンドのかかりやすい病気として、肥大性心筋症や関節炎の可能性があります。

体重が重い犬種ですので、腰や体に負担を掛けすぎないように、遊び方や眠る際への配慮をしてあげてください。

また、胃捻転を起こす場合もありますので、気になる症状を発見しましたら、できるだけ早く動物病院での検査をお勧めします。

スコティッシュ・ディアハウンドは昔から人との触れ合いを持つ事で精神的なバランスや安定を得てきた犬種ですので、毎日多くのスキンシップをとってあげることで、長寿にも繋がります。

かかりやすい病気

特に気をつけたい病気:胃捻転
気をつけたい病気:肥大性心筋症
たまにみられる病気:特になし
しておきたい検査:心機能検査
寿命:8〜11歳
注意:麻酔に敏感