スコティッシュ・テリア1

今回は、スコティッシュ・テリアの特徴や性格、寿命に飼い方、注意したい病気についてまとめてみました。

スコティッシュ・テリアの歴史

イギリスのスコットランドを原産国とするスコティッシュ・テリアの明確な歴史は定かではありません。

存在が認められた当初は狩猟犬として活躍し、人々の間で愛されてきましたが歴史上ではテリア種を混同した事例が大変多く、はっきりとスコティッシュ・テリアとして登録されたのは19世紀前後といわれています。

ドッグショーで人気を博し、その後フランクリン・ルーズベルトの愛犬として更に注目を集め、世界中でたいへん有名な犬種となりました。

現在でも安定した頭数が愛好家に飼育され、日本でもポピュラーな存在となっています。

スコティッシュ・テリアの特徴や性格は?

スコティッシュ・テリア2
原産地:スコットランド(イギリス)
起源:19世紀
元来の役割:害獣狩猟
現在の役割:アースドッグ競技
体高(雄)インチ(cm):10(25)
体重(雄)ポンド(kg):19-22(9-10)
体高(雌)インチ(cm):10(25)
体重(雌)ポンド(kg):18-21(8-10)

スコティッシュ・テリアの特徴

体高は28㎝前後、体重は8kg前後と小柄ながら、筋肉質な体型をしています。

胴体が長く全体の体毛も長くつややかで、顎ひげや眉毛などの飾り毛も豊富であることから、可愛らしい佇まいも人気の要因となっています。

体毛は固くざらつきがあり、ダブルコートですから様々な場で体を守る働きをしています。

狩猟犬時代は獲物の巣へ果敢に飛び込み戦って見事仕留めてきた背景があるため、現在での優れた体格やパワフルな気質が受け継がれています。

スコティッシュ・テリアのカラーはブラック、ウィートンなどが有名です。

スコティッシュ・テリアの性格

テリア種の中でも活発で自立心に富んでおり、警戒心の強さや頑固さは相当なものといわれています。

ダイハード(最後まで抵抗する頑固者)というあだ名を持つほど、たいへん難しい性質を持つ犬種です。

そのためスコティッシュ・テリアには幼い頃からのしつけが肝心です。

心を許すと家族や他の犬種へ寛いで甘えてくれますし、個体によっては敏感で繊細な一面がある場合もありますから、性格をよく観察し接して下さい。

小さな体ですが、体格差があっても見慣れない動物や人に対し勇敢に吠えたり威嚇したりして飼い主を守ろうとしてくれます。

スコティッシュ・テリアの飼い方

スコティッシュ・テリアは基本的に室内飼育がお勧めです。

毎日30分少々の散歩や、一緒にゲームをしたり駆けっこをしたりなど、しっかりと体を動かしてあげましょう。

散歩の際は、新しいコースを取り入れると、刺激を喜び生き生きと楽しんでくれます。

また、テリア種の多くと共通している性質として、穴を掘って遊ぶ行為や、探索熱心に遊びたがるなど夢中になると他が見えなくなる場合がありますので、安全な場所を確保しておきましょう。

週に3回前後はブラッシングを行い、2、3か月に一度はトリミングを行ってあげて下さい。

スコティッシュ・テリアの健康面の注意点

遺伝性の病気として、フォンウィルブランド病、てんかん、頭蓋下顎骨症などが挙げられます。

また、発症の可能性が高い病気に悪性腫瘍があり、膀胱ガンや胃ガンなど様々な疾患が考えられます。

とくにメスに多く発症すると研究されており、早期発見や早期治療が大切です。

スコティッシュ・テリアは気難しい事でも有名ですが、病気を患っても身体的症状が明確になるまで痛みを我慢してしまう傾向がありますので、日頃から注意してください。

また、悪性腫瘍を遠ざけるために、日頃から原因となりうる可能性を控除した暮らしをお勧めします。

かかりやすい病気

特に気をつけたい病気:フォンウィルブランド病、頭蓋下顎骨症、脂漏性の皮膚病
気をつけたい病気:けいれん、椎間板変性症
たまにみられる病気:特になし
しておきたい検査:特になし
寿命:11〜13歳