シャー・ペイ1

今回は、シャー・ペイの特徴や性格、寿命に飼い方、注意したい病気についてまとめてみました。

シャー・ペイの歴史

中国原産であり、闘犬として活躍してきたシャー・ペイの名は、「砂のような、ざらついた質感の毛皮」という意味があります。

その歴史は古く、13世紀辺りに記録が残されいていますが、存在はもっと前からあったのではないかと考えられています。

人々の間で番犬や狩猟犬として頭角を表し、闘犬としてもたいへん優秀でしたが、戦争の影響から一時は絶滅の危機に瀕するほど頭数が減ってしまいました。

その後香港や台湾で頭数を少しずつ伸ばしていき、現在では様々な国で珍しい犬種として紹介され、多くの愛好家を増やしています。

シャー・ペイの特徴や性格は?

シャー・ペイ2
原産地:中国
起源:13世紀
元来の役割:闘犬、牧畜犬、狩猟犬、番犬
現在の役割:愛玩犬
体高(雄)インチ(cm):18-20(46-51)
体重(雄)ポンド(kg):45-60(20-27)
体高(雌)インチ(cm):18-20(46-51)
体重(雌)ポンド(kg):45-60(20-27)

シャー・ペイの特徴

シャー・ペイは一目みて硬質な皮膚のたるみやしわがあり、独特な容姿をしています。

垂れ耳で大きめの口元をしており、精悍な顔立ちの中に可愛らしさも見受けられます。

体高は50㎝前後、体重は25kg前後でたいへんがっしりとした体格をしていますので、歩く姿は堂々として見えます。

体のしわは、闘犬として活躍した際に噛みつかれても攻撃をかわせる事から進化を遂げてきました。

毛色はホワイト、フォーンなど数種類有り、短くごわごわとした体毛で覆われています。

しつけは少々難しく、中級者以上に向いている犬種です。

シャー・ペイの性格

様々な形で人々の支えになったきた事から冷静沈着な面と、家族を守るため攻撃的になる面とがあります。

愛情深い性格をもっているのですが、表面上は一見クールで落ち着いており、頼もしい存在感があります。

見慣れない人や犬へ威嚇したり、警戒したりとなかなか気を緩めようとはしませんが、一度打ち解けると傍で寛いだ様子を見せてくれます。

シャー・ペイは多頭飼いにも向いており、他の犬種や動物とも次第に仲良く共存していけるタイプです。

屋外で興奮する事がないように、日頃からしっかりとしつけておく必要があります。

シャー・ペイの飼い方

屋外での飼育も出来ますが、皮膚病にかかりやすいため、できれば温度管理の出来る屋内での飼育が望ましいです。

毎日1時間以上の散歩やトレーニングをさせる事でストレスが軽減され、精神的にも余裕ある暮らしを送る事が出来ます。

シャー・ペイの皮膚は、しわが折り重なった箇所で炎症がおこりやすいため、毎日清潔にしてあげましょう。

また体毛は短いので、ブラッシングは週1回ほどで構いません。

敏感肌の方はシャー・ペイの固い皮膚に触れると湿疹ができてしまう恐れがありますので、気を付けてください。

シャー・ペイの健康面の注意点

シャー・ペイは独自の発展を遂げてきましたが、現在では原因不明の高熱を出したり、四肢がむくんでしまったりする場合があります。

遺伝病として、股関節形成不全や眼瞼内反症などがあります。

成長していく過程で、脱臼や外耳炎、皮膚炎などを患う可能性もありますので、毎日こまめに体調をみてあげましょう。

気になる事があった際は、早めに動物病院を受診してください。

また、定期的に眼や皮膚の検査を受ける事や、生活習慣の改善点を探る事も大切です。

シャー・ペイの平均寿命は約10年と言われています。

かかりやすい病気

特に気をつけたい病気:眼瞼内反症、股関節形成不全、皮膚病
気をつけたい病気:膝蓋骨脱臼、外耳炎
たまにみられる病気:特になし
しておきたい検査:股関節検査、眼科検査
寿命:8〜10歳
注意:原因不明の熱病にかかりやすく、しばしば足がむくむ原因になるので注意が必要。