シェットランド・シープドッグ1

今回は、シェットランド・シープドッグの特徴や性格、寿命に飼い方、注意したい病気についてまとめてみました。

シェットランド・シープドッグの歴史

イギリスのシェトランド諸島で誕生し、シェルティーの愛称で親しまれている犬種です。

荒れた土地柄では食事量も少なく、シェットランド・シープドッグはじめ家畜など動物の多くが小型化したといわれています。

牛、羊、鶏など多くの家畜を育てていた中で、番犬や牧羊犬として人々に大切にされてきました。

その後イギリス本土へと広まっていく中で、大きさを保ったまま慎重に交配が重ねられ、現在の姿へと落ち着き世界中へと輸出されていきました。

現在では家庭犬や伴侶犬として、たいへん人気を博している犬種です。

シェットランド・シープドッグの特徴や性格は?

シェットランド・シープドッグ2
原産地:スコットランド(イギリス・シェットランド諸島)
起源:19世紀
元来の役割:牧畜犬
現在の役割:牧畜犬、ハーディング競技
体高(雄)インチ(cm):13-16(33-41)
体重(雄)ポンド(kg):20(9)
体高(雌)インチ(cm):13-16(33-41)
体重(雌)ポンド(kg):20(9)

シェットランド・シープドッグの特徴

コリーと似ていますが、シェットランド・シープドッグはより小型で、俊敏な動きをしています。飼い主の指示を正確に瞬時に判断し、咄嗟の行動も無駄がありません。

体長は少々長めですが全体的なバランスはとても良く、スピード感のある走りで家畜をコントロールしていました。

体高は約40㎝、体重は約9kgと小型ですがスタミナがあり、洗練された体格をしています。

二重構造の体毛は胸や尾周辺にとくに密生しており、ボリュームある佇まいは優雅さも伺えます。

穏やかな表情をしていますので、老若男女問わず人気がある犬種です。

シェットランド・シープドッグの性格

昔から人と触れ合い可愛がられてきた背景がありますので、幼いお子さんから高齢者まで幅広く付き合うことが出来、感受性の強さから場の空気を読み、よく懐いてくれる最高の伴侶犬です。

初対面の場合少々警戒心を抱く場合があり、吠えたり威嚇したりして飼い主や家族を守ろうと奮起してくれます。

シェットランド・シープドッグはしつけの飲み込みもたいへん良く、自分なりに考え動く事が出来ますので、番犬としても重宝されています。

牧羊犬時代の名残りから、人や他の動物のかかとへ噛みつく場合もあります。

シェットランド・シープドッグの飼い方

シェットランド・シープドッグは吠え癖のある個体が多いため、その都度忍耐強くしつけを行ってください。

人と過ごす事に喜びを感じますので、屋内での飼育をお勧めします。

また、長期間家を空けるなど、離れた場所で過ごすとストレスを強く抱きますので、なるだけ毎日傍に居られる環境づくりが大切です。

散歩は毎日1時間ほど、そのほかに庭や外で一緒に駆け回ったり遊んだりしてあげる事で、絆がより一層強くなります。

ふんわりとボリュームのある体毛は、できれば毎日ブラッシングをする事で毛先のもつれや汚れを防ぎ、清潔に保つ事が出来ます。

シェットランド・シープドッグの健康面の注意点

起こりやすい病気に、甲状腺機能低下症や皮膚や耳の炎症、または聴覚障害などが挙げられます。

遺伝性の病気では、股関節形成不全やてんかんやコリーアイの可能性がありますので、動物病院での定期的な検査は進んで行ってあげましょう。

また、フィラリア予防の投薬は体調によくない影響を与える場合がありますので、獣医とよく話し合ってください。

シェットランド・シープドッグは毛色から遺伝性の病気を判断する事も出来、親犬がマールカラーだった場合は避けた方が無難です。

寿命は14歳前後といわれています。

かかりやすい病気

特に気をつけたい病気:皮膚疾患、外耳炎、てんかん
気をつけたい病気:コリーアイ、白内障、股関節形成不全
たまにみられる病気:動脈管開存症、聴覚障害
しておきたい検査:関節検査、眼科検査
寿命:12〜14歳
注意:フィラリア予防の際イベルメクチン(薬)を投薬すると命に関わるので注意。マール(黒の斑点や縞模様の入った青みがかった灰色の毛)同士の交配は、遺伝的に問題のある血統が生まれやすいので避けた方がよい。