チベタン・スパニエル1

今回は、チベタン・スパニエルの特徴や性格、寿命に飼い方、注意したい病気についてまとめてみました。

チベタン・スパニエルの歴史

名前の通り、チベットを原産国とする愛玩用の犬種です。

チベタン・スパニエルの起源は大変古く、紀元前1100年頃に残された銅像で存在が確認されており、チベット寺院の中や王族、そして農村などチベット全土で大切に育てられてきました。

寺院の中ではマニ車を回したり番犬としての役割を担っていたことから、素晴らしい徳を積んでいるとされ、重宝されてきたようです。

18世紀に入ってはじめて他国に存在が知られ、のちに日本でも人気が広がっていきました。

現在でも頭数は控えめですが安定しています。

チベタン・スパニエルの特徴や性格は?

チベタン・スパニエル2
原産地:チベット
起源:古代
元来の役割:番犬、愛玩犬
現在の役割:愛玩犬
体高(雄)インチ(cm):10(25)
体重(雄)ポンド(kg):9-15(4-7)
体高(雌)インチ(cm):10(25)
体重(雌)ポンド(kg):9-15(4-7)

チベタン・スパニエルの特徴

チベタン・スパニエルは胴体が長く、細く短い四肢の足先はしっかりと踏みしめることが出来ます。

全体的に華やかな飾り毛をまとった容姿は優雅さに溢れていますので、愛好家が多い事にもうなずけます。

体型に比べて頭部は小さく上品に整っていますが離れ目のため、どこか猿に似た愛嬌のある顔立ちをしています。長くボリュームのある体毛はブラック、ゴールド、セーブルなどの種類があり、それぞれゴージャスな雰囲気を醸し出しています。

尾や脚にも柔らかな飾り毛が生えており、指通りも良いのですが清潔さを保つ上でブラッシングは欠かせません。

チベタン・スパニエルの性格

人と深いかかわりを持ち、指示された物事を従順に受け入れ役割を担ってきた性質が、今も強く受け継がれています。

飼い主やその家族との絆を大切にし、散歩も寝食も一緒に過ごす事に喜びを感じます。

愛玩犬としてこれまで大事に飼育されてきたため、プライドが高く少々頑固な面もあります。

見慣れない人や犬種には警戒心を抱き自分からは近づきませんが、柔軟さもあるので馴染むまでそう時間はかかりません。

チベタン・スパニエルは伴侶犬としても番犬としても、たいへん優秀な犬種です。
(飼い方)

チベタン・スパニエルの飼い方

しつけの覚え具合は少々時間が掛かりますが、学んだ事はきちんと生かすことが出来ます。

穏やかな気質を持っているので家庭内では物静かに過ごし、飼い主の傍でお昼寝をするなどしてゆったりとした時間の過ごし方を好みます。

飼育は屋内で行い、寝床は人と近しい場所にもうけましょう。

チベタン・スパニエルは毎日多少の運動を必要としますが、屋内だけで事足りる運動量ですので都心部での飼育も可能です。

散歩をする場合は約30分で十分です。

週に2、3回程度のブラッシングを行い、飾り毛がありますのでこまめに汚れを拭きとってあげてください。

チベタン・スパニエルの健康面の注意点

チベタン・スパニエルは基本的に元気な犬種ですので、寿命は他の犬種よりもやや長く、約15年前後といわれています。

遺伝性の疾患として水頭症や心臓病を患っている可能性がありますので注意が必要です。

また、成長するにつれて膝蓋骨脱臼、緑内障、進行性網膜委縮症などにかかってしまう場合がありますし、暑さに弱いので熱中症を起こす危険性もありますから、些細なことでも変化が見て取れた際は早めに動物病院へ相談しましょう。

チベタン・スパニエルは胴長の体型ですので、抱きあげる際はとくに気を付けてください。

かかりやすい病気

特に気をつけたい病気:特になし
気をつけたい病気:膝蓋骨脱臼
たまにみられる病気:進行性網膜萎縮症
しておきたい検査:膝関節検査、眼科検査
寿命:12〜15歳