チベタン・テリア1

今回は、チベタン・テリアの特徴や性格、寿命に飼い方、注意したい病気についてまとめてみました。

チベタン・テリアの歴史

チベットを原産国とするチベタン・テリアは、紀元前から存在する犬種です。

2通りの説が存在しており、遊牧民が寺院へ寄贈した説と、反対に寺院側から遊牧民へと寄贈した説が存在しています。

遊牧民の暮らしの中では牧畜犬として活躍し、寺院では神聖な愛玩犬として大切にされてきました。

19世紀中期、インドの医者が治療のお礼にとチベタン・テリアを贈られた事ではじめて他国で存在が認められ、イギリスやアメリカへと次々に広まっていきました。

ドッグショーでも好成績を残し、その後日本でもペットやショードッグとして飼育されています。

チベタン・テリアの特徴や性格は?

チベタン・テリア2
原産地:チベット
起源:古代
元来の役割:牧畜犬、魔除け、愛玩犬
現在の役割:愛玩犬
体高(雄)インチ(cm):15-16(38-41)
体重(雄)ポンド(kg):20-24(9-11)
体高(雌)インチ(cm):15-16(38-41)
体重(雌)ポンド(kg):20-24(9-11)

チベタン・テリアの特徴

体高は約40㎝、体重は約10kgの中型犬です。体毛は全体的に毛量が有り、緩やかなウェーブや直毛が華やかな印象を与えてくれます。

厚くふんわりとしたダブルコートが、厳しいチベットでの環境から身を守るために役立ってきました。

コートはブラック、ブルー、コートなど様々ですが、どの毛色も艶やかで美しく優雅な佇まいをしています。

脚の裏は平らで厚みが有り、どのような形状の土地でも軽快に歩き回ることが出来ます。

がっしりとした骨格で、横から見ると正方形に近いため、とてもバランスの良い形状をしています。

チベタン・テリアの性格

テリアと名前に入っていますがテリア種ではなく、独自性を確立した犬種ですので、穏やかで天真爛漫な気質を持っています。

元来愛玩犬として人々に大切に扱われてきた名残りから、屋内では物静かに過ごし、屋外では好奇心旺盛に散策を楽しむことを好みます。

チベタン・テリアは人との触れ合いを重視しますので、飼い主やその家族と過ごす時間をとても喜びます。

一緒に遊んだり食事を摂ったりする事で絆をより深め、強い感受性を安定させる事にも繋がります。

家族以外と親しくなる事は中々ありませんので、多頭飼いの際は幼い頃から慣れさせるようにしましょう。

チベタン・テリアの飼い方

屋内と庭を行き来しながら自由気ままに過ごせる環境づくりが理想です。

基本的には屋内飼育が向いています。

しつけの飲み込みには多少時間が掛かりますので、根気強く教える事が大切です。

飼い主の心の変化に敏感で、何かと世話を焼きたがります。

屋外で遊ぶ際は毎日30~1時間前後の散歩へ連れて行き、しっかりと運動させてあげましょう。

チベタン・テリアは体毛の優美さが特徴ですから、ケアも習慣化する事で美しい容姿を維持したり、清潔に保つことが出来ます。

週3回はブラッシングをしてあげてください。

チベタン・テリアの健康面の注意点

様々な犬種の多くは生まれつき股関節形成不全にかかりやすく、チベタン・テリアも例外ではありません。

体型的に腰や関節へ負担を感じやすく、豊かな体毛をこまめにカットしておかないと目の病気を発症する事もあります。

その場合、白内障、進行性網膜委縮症、二重瞼毛症などにかかりやすくなりますので、毎日毛先の長さを確認してあげましょう。

また、関節や目の定期健診もおすすめします。

そのほかに糖尿病を患う危険性もありますので、食事や運動を日々バランス良くこなしましょう。平均寿命は15年とされています。

かかりやすい病気

特に気をつけたい病気:進行性網膜萎縮症
気をつけたい病気:膝蓋骨脱臼
たまにみられる病気:二重睫毛症
しておきたい検査:眼科検査
寿命:12〜15歳