犬 震え

震えている犬を見ると、寒いのかなぁ?と思いがちですが、犬が震える原因は必ずしも寒さだけが原因ではなく、ストレス、恐怖心、不安感であったりする場合も考えられます。

また、このような内面的な要因だけでなく、何か病気のサインという可能性もあるので、愛犬が震えていた場合は放置するのではなく、その原因についてしっかりと把握し、適切な対処をおこなう必要があります。

そこで今回は、犬が震える原因とその対処方法についてまとめてみました。

犬がブルブルと震える原因とは?

犬が震える姿を見たことがあるという飼い主さんは結構多いと思いますが、それぐらい犬は頻繁に震えることがあります。

そのため、初めて犬を飼った人は震えているのを見てかなり心配することでしょうが、そこまで深く考える必要はないかも知れません。

とはいえ、何の理由も無く震える訳ではないので、犬が震える時の原因を知っておけばそこまで不安にならなくて済みます。

そもそも、犬が震える時というのは、以下のような要因が考えられ、犬からのメッセージとして捉えるようにしましょう。

  • ケガや病気による要因
  • 精神的な要因

では次に、これらの原因と対処方法について詳しく見ていきましょう。

ケガや病気によって震える場合の原因と対処方法

発熱

病気が原因で発熱した場合は、震えを伴う事があります。

また、嘔吐・下痢といった症状を併発している場合は、消化不良や異物誤飲、内臓疾患など消化器系の病気の可能性も考えられます。

さらに、熱中症や夏バテでも震える事があるで、夏場に体温が高く、元気がなくてぐったりしている場合は夏バテを疑って下さい。

もし、熱中症が進行した場合は筋肉の震えや全身のけいれん発作を起こす事もあります。

この場合は、水を飲ます、体を冷やすなどの処置をしながら、すぐに動物病院へ連れていってあげてください。


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低血糖

血糖値が何らかの理由で下がった場合、低血糖症となって震える事があります。

犬の低血糖症の症状としては、無気力、食欲消失、痙攣、発作、こん睡などが挙げられ、食事と食事の間隔が長時間あいていたり、空腹時に興奮したりすると発症しますので、震えて元気がなく、季節的に熱中症の可能性が低い場合は低血糖症の可能性が高いです。

また、稀に別の病気が原因の場合もあるので、一度獣医さんに見てもらっても良いでしょう。

中毒症状

犬は食べ物によって中毒症状を引き起こす事があります。

例えば、有名な食べ物だとチョコレートや玉ねぎなどがありますが、他にも害虫駆除の薬品など毒性の強いものや私たちにが食べても安全な食べ物でも犬が食べると発症する場合もあります。

中毒症状には震えの他に衰弱、ヨダレ、嘔吐、下痢、痙攣など様々な症状があるので、何か誤飲したり、様子が変だと思ったらすぐに動物病院へ行くようにしてください。

その他の病気

さて、ここまで原因として発熱、低血糖、中毒について説明しましたが、この他にも震える原因となる病気は様々あります。

  • ジステンパー
  • てんかん
  • 神経系の病気
  • 脳の異常
  • 尿毒症

つまり、どんな病気でも震える可能性があるので、震えだけを見て何の病気か判断するのは難しいのです。

犬の震えは体や心の異常を伝えるメッセージであるということです。

ケガや痛み

さて、震えだけでは病気について判断するのは無理ですが、ある程度原因が分かる場合もあります。

それは怪我などによる痛みのメッセージです。

痛みを我慢して震えている犬は、触られるのを嫌がったり、少し触れただけで鳴いたりします。

この場合、まずは全身を外傷がないか確認してください。

もし、外傷が無い場合は、身体の中に異常がある場合もあるので、体を押して嫌悪反応を示す箇所がないか探しましょう。

精神的な事で震える原因と対処方法

寒い

犬だけに限らず、動物は寒さを感じると体温の低下を防ぐために、筋肉を震えさせて熱を発生させます。

これはシバリングと呼ばれ、人や暖房機器に近づいて小さく丸まってる場合には寒さを感じている状態なので、この時の震えはシバリングによる体温調節ということになります。

特に、仔犬や老犬は体温調節が上手くできない場合が多く、低体温症になる可能性もあるので、寒いだけだからと放っておかずに温度管理も気にしてあげましょう。

トイレを我慢している

犬はトイレを我慢していると、震える事があります。

散歩でしか排便しない犬の場合、家で排便する子に比べて、我慢する時間が長い傾向にあります。

また、トイレが汚れていたり、何回も使用したおしっこシーツを交換していない場合などは、トイレスペースに立ち入るのを躊躇して我慢している場合があります。

さらに、汚れだけでなく、近くに見たことない物が新しく置かれた場合は、怖くて近づけないということも考えられます。

このような場合は、トイレの近くで震えながら立ち止まっている場合もあるので、その時はトイレスペースに異常がないかチェックしてあげましょう。

ストレスや恐怖心

物を落とした時や雷、掃除機など大きな音に驚いた時や見知らぬ人にあった場合は、恐怖心や緊張感を感じ、震える事があります。

また、過去の恐怖体験が原因で過度のストレスを感じ、震える事もあります。

例えば、ブラッシングやお風呂が嫌いな犬なら、その行為をされている最中はストレスを感じて震えます。

このストレスを感じる過去の恐怖体験は、ワンちゃんによって全く違うので、一概にこれとは言えませんが、その犬が嫌がることをしたという認識で問題ないでしょう。

興奮

飼い主が帰宅した場合などに、喜びを感じて興奮状態になることがありますが、この際に震える場合があります。

また、何かに怒った時なども興奮状態になるので、震える事がありますが、そういう場合は犬の視線の先には原因となる何かがあるので、視線の先を確認すると原因を解消できるかもしれません。

気持ちが悪い

犬は吐き気がする場合にも震えを伴う事があります。

例えば、乗り物酔いや食べ過ぎ、薬の副作用といった様々な要因が考えられるで、前後の行動と合わせて考えるようにすれば何が原因だったのか突き止める事ができるかもしれません。

また、病気の可能性も考えられるので、他に見られる症状がないか注意してください。

年齢によって震えが生じる事も…

老犬

さて、ここまで犬が震える理由として、外因的な部分と内因的な部分を見てきましたが、老犬になるとこれらに関係なく、筋力の低下が原因で震える場合があります。

高齢犬になると筋力が衰えるため、後ろ足や前足に震えを発症するのです。

これは特に、ダックスのような手足の短い犬種ほど多く見られると言われています。

高齢犬の場合は、仕方がない部分でもありますが、もしかしたら痛みから震えが来てる可能性も考えられますので、放っておかずに獣医さんに相談してみてくださいね。